レクサス・LBX
レクサス・LBX MAYH1#/GAYA16型 | |
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"Cool" | |
概要 | |
販売期間 |
2023年12月 – (発表:2023年11月9日) |
ボディ | |
ボディタイプ | 5ドアクロスオーバーSUV |
駆動方式 |
前輪駆動 電気式四輪駆動(E-Four) 四輪駆動(AWD) |
プラットフォーム | GA-Bプラットフォーム |
パワートレイン | |
エンジン |
M15A-FXE型 1,490cc 直3 DOHC("Cool" / "Relax") G16E-GTS型 1,618cc 直列3気筒インタークーラーターボ(MORIZO RR) |
モーター |
前:1VM型 交流同期電動機 後:1MM型 交流誘導電動機 (リアモーターはAWDのみ) |
最高出力 |
"Cool" / "Relax" エンジン 67kW(91PS)/5,500rpm フロントモーター 69kW(94PS) リアモーター 5kW(6PS) システム最高出力 100kW(136PS) MORIZO RR 224kw(304PS)/6500rpm |
最大トルク |
"Cool" / "Relax" エンジン 120N・m(12.2kgf・m) /3,800 - 4,800rpm フロントモーター 185N・m(18.9kgf・m) リアモーター 52N・m(5.3kgf・m) MORIZO RR 400N・m(40.8kgf・m) 3,250 - 4,600rpm |
変速機 |
"Cool" / "Relax" 電気式無段変速機 MORIZO RR Direct Shift-8AT 6速インテリジェントマニュアルミッション |
前 |
前:マクファーソンストラット 後:トーションビーム(2WD) 後:ダブルウィッシュボーン(AWD) |
後 |
前:マクファーソンストラット 後:トーションビーム(2WD) 後:ダブルウィッシュボーン(AWD) |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2,580mm |
全長 | 4,190mm |
全幅 | 1,825mm |
全高 | 1,545mm |
車両重量 |
"Cool" / "Relax" 1,310kg(2WD) 1,390kg(AWD) MORIZO RR 1,440 - 1,480kg |
系譜 | |
先代 | レクサス・CT(間接上) |
LBX(エルビーエックス、Lexus LBX)は、トヨタ自動車が展開する高級車ブランド「レクサス」から販売されているコンパクトクロスオーバーSUVである。生産はトヨタ自動車東日本岩手工場で行われる。
概要
[編集]2023年6月5日、イタリアのミラノで世界初公開[1]。「コンパクトながら、走りやデザインも上質である車」を目指して開発された[2]。
プラットフォームには、ヤリスクロスなどにも採用されている、GA-Bプラットフォームを大幅に改良したものを採用[2]。ボディ剛性の向上や、低重心化と軽量化を実現している[2]。
エンジンは1.5L直列3気筒エンジン[3]のM15A-FXE型が搭載され、そこに、ギアトレーンとモーターが一体となったトランスアスクルとバイポーラ型ニッケル水素電池を組み合わせたハイブリッドシステムが採用されており[3]、前輪駆動に加え、リアにもモーターを備えた電気式四輪駆動システム「E-Four」を設定。使用燃料はレギュラーガソリンとなる。
エクステリアデザインは、デザインコンセプトを「プレミアム・カジュアル」とし、横に張り出したフェンダーなど、上質なデザインを実現している[1]。また、フロント周辺では、5代目RXに採用されていた、「スピンドルボディ」の進化版である「ユニファイドスピンドル」を採用。また近年のレクサスには珍しい、ボンネットフードにロゴマークを配置するデザインとなっている。リア周辺は、「L E X U S」のバラ文字ロゴを採用し、ボディサイドまで回り込んだ、一文字のフルLEDリアコンビネーションランプの下部中央に配置されている。
インテリアでは、人間中心の設計思想「タズナ・コンセプト」を取り込み、高級感のある内装と操作性を両立させている[3]。"Cool"と"Relax"の違いは、アルミホイールが"Cool"ではダークグレーメタリック塗装+切削光輝なのに対し、"Relax"ではダークプレミアムメタリック塗装になっている。インテリアでは、"Relax"はセミアニリン本革シートだが"Cool"はウルトラスエードとのコンビシートになっているという違いがある。
同年11月9日に日本で正式発表された(同日より注文受付開始、12月下旬発売)[4]。日本仕様では"Cool"と"Relax"が導入され、オーダーメイド仕様の"Bespoke Build"も設定される。"Bespoke Build"は100台限定となるため、発表日から11月21日まで申込受付を行い、当選者には販売店から連絡が入る抽選販売の形態が採られる。
2024年7月18日には、追加モデルとして「MORIZO RR」を発表、同日より受付を開始した[5]。発売は8月下旬予定。同時に、「MORIZO RR "Bespoke Build"」を同日から2024年7月31日まで100台限定抽選販売。東京オートサロン2024等で「MORIZO RR CONCEPT」として展示されていたもので、パワートレインをGRヤリス向けに開発された1.6L直列3気筒インタークーラーターボエンジン(G16E-GTS・無鉛プレミアムガソリン仕様)に変更、フロントロアアームに世界初となるレスポンス向上減衰構造REDS(Response-Enhancing Damping Structure)を採用、また日本のレクサス史上初となる6速iMT(インテリジェントマニュアルトランスミッション)を選択可能にした。"Bespoke Build"は、モリゾウのシグネチャーカラーであるイエローをあしらったブレーキキャリパーが専用アイテムとして用意される。
このモデルでは、ほかの次世代LEXUSモデル(NX・LX・RX・RZ・LM)と同様に紙カタログではギャラリーのStyles、グレードや装備・スペックのみの掲載をしているSelections、簡易的な掲載のLexus Dealer Optionの3部に専用のBespoke Buildを加えた4部構成で詳細などはホームページで見る形式になっている。
レクサスブランド初のBセグメント採用された。
脚注
[編集]- ^ a b “後席は快適? レクサスの“小さな高級車”新型「LBX」のリアシートをチェック コンパクトSUVとは思えない“プレミアムな仕立て”が心地いい | VAGUE(ヴァーグ)”. VAGUE (2023年6月13日). 2023年6月16日閲覧。
- ^ a b c “ついに世界初公開 レクサス最小のSUV新型「LBX」ってどんなクルマ? 全長4.2mに込められたレクサスらしさとは(VAGUE〈メディア・ヴァーグ〉)”. Yahoo!ニュース. 2023年6月16日閲覧。
- ^ a b c “ついに世界初公開 レクサス最小のSUV新型「LBX」ってどんなクルマ? 全長4.2mに込められたレクサスらしさとは(VAGUE)”. Yahoo!ニュース. 2023年6月16日閲覧。
- ^ 『LEXUS、新型「LBX」を発売』(プレスリリース)LEXUS、2023年11月9日 。
- ^ 『LEXUS、LBXにハイパフォーマンスモデルLBX“MORIZO RR”を新規設定』(プレスリリース)LEXUS(トヨタ自動車)、2024年7月18日 。