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内海フォレストパーク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
内海フォレストパーク
Utsumi Forest Park
施設情報
テーマ アウトドア
管理運営 名古屋鉄道株式会社
開園 1982年昭和57年)10月2日
閉園 2003年平成15年)11月3日
所在地 470-3322
愛知県知多郡南知多町山海高峯79-1
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内海フォレストパーク(うつみフォレストパーク)は、かつて愛知県知多郡南知多町に存在した、名古屋鉄道が運営していたテーマパークである。

園内にオルゴール博物館南知多オルゴール博物館」を併設[1]していた。

概要

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1980年昭和55年)の名鉄知多新線の全線開通に伴う沿線開発の一環として、1982年(昭和57年)10月2日に開園した。終着駅である内海駅から師崎港方向へ南下した、知多半島最高峰の高峯山(標高128m)山頂一帯にあり、園内へのロープウェイ内海ゴンドラ」は知多乗合が運営していた。内海海岸から園内までロープウェイで一気に登頂すると、伊勢三河の海と太平洋を見渡せた。

アウトドア主体のレジャー施設であり、芝生広場、アスレチックアーチェリーパターゴルフなどの遊技場が置かれていた。

閉園へ

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しかし、1999年平成11年)3月期末決算で名鉄は鉄道以外の部門で不採算が拡大し、阿久比スポーツ村と合わせて同年8月中の閉鎖を検討すると発表した[2]。その際には当園の運営は維持された。

その後、2002年(平成14年)9月に2003年(平成15年)3月期の中間決算上の特別損失計上により、上場以来初の無配となる事態が発生。翌2003年(平成15年)1月に期末配当の無配が確定したことが契機となり、名鉄は経営合理化策を発表。その結果、採算改善が見込めないとして日本ライン観光等と合わせて事業廃止対象となり、2003年(平成15年)11月3日文化の日)に閉園された。

経営合理化策の発表までは、南知多ビーチランドリトルワールドなど名鉄グループの他のレジャー施設も廃止やグループ外への売却を検討していたとされるが、両施設は名鉄インプレスへ譲渡され存続された。

閉園後、遊具等は撤去されほぼ更地となっている。豊浜方面から北上しながらパーク跡を見ると緑が茂ってきているものの、山肌にロープウェイのあった名残を見ることができる。

南知多オルゴール博物館

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園内に所在したオルゴール博物館「南知多オルゴール博物館」は、内海フォレストパーク閉園後は、別の場所での再開館に向けた準備期間として休館している[1]

  • 正式名称:南知多オルゴール博物館(グラハム ウェッブ記念館)[1]
  • 所在地:愛知県南知多町山海高座65-8[1]
  • 入館料:1,000円[1]

類似したコンセプトのレジャー施設

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脚注

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  1. ^ a b c d e 南知多オルゴール博物館(グラハム ウェッブ記念館)”. IM(アイエム)インターネットミュージアム. 丹青社. 2022年1月25日閲覧。
  2. ^ 「名鉄が3レジャー施設閉鎖 3月期連結予想、230億円赤字でリストラ」読売新聞中部版、1999年3月12日、朝刊第二社会面

関連項目

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外部リンク

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