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HΛL

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
HΛL
出身地 日本の旗 日本
ジャンル J-POP
活動期間 1996年 -
メンバー
  • 梅崎俊春
  • 梅崎章宏
  • 小林秀行
旧メンバー

HΛL(ハル)は、1996年から活動している日本音楽ユニットサウンドクリエイターチームである。

概要

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主に歌手アーティスト楽曲の作曲編曲サウンド・プロデュースを担当する他、アニメゲームの主題歌や、映画のBGMなども手掛けるサウンドクリエイターチーム[1][2][3]

有限会社ナッツ代表取締役社長の梅崎俊春を中心として[注 1]、メンバーや形態は何度か変わっている。

現在は梅崎のソロ名義としても使われている[4][5]サザンオールスターズ藤井フミヤなど数々の有名人の編曲を手がけ、日本レコード大賞を受賞した実績も複数回ある[6]。また、ジャニーズが主演をつとめる日本のミュージカル作品「PLAYZONE」の音楽制作にも8年ほど携わり、映画、ミュージカル、舞台などの音楽も多数手がけている。

メインメンバーで構成されているHΛLによる作品の他に、セカンドメンバー中心のTeam HΛLによる作品も存在する。Team HΛLで経験を多く積み活躍できたメンバーが昇格し、晴れて厳選されたHΛLのメンバーになることができる仕組みを採用している。これにより、若手メンバーに多くの経験を積ませながらも、HΛLとしての作品の品質を担保することに成功している。

メンバー

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元メンバー

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サポートメンバー

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  • MICCO(みっこ、本名:佐藤 美記子) - ボーカル・作詞・作曲担当
    以前は「芦原みき」という名義を使っていた。

HΛL band

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  • 秋元直也(あきもと なおや) - ギター担当
    佐藤氏在籍時にサポートメンバーで参加したことがある。
  • 津本里奈(つもと りな) - ボーカル担当

経歴

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  • 1996年、佐藤あつしと梅崎俊春によってHΛLを結成。派手なデジタルビートエレクトリック・ギターを使ったエッジの効いたサウンドを主軸にした音楽を武器に活動を開始。それから程なくして、同年にはテレビアニメ「美少女戦士セーラームーンセーラースターズ」のオープニングテーマ「セーラースターソング」のオリジナルアレンジを務めた。
  • 1999年から浜崎あゆみを中心に、エイベックスに所属するアーティストの楽曲に多く携わるようになる(佐藤がHΛL在籍時、エイベックスからリリースされた楽曲の基本アレンジを全て行っていた)。
  • 2000年、オーディションで選ばれた女性ボーカリストHΛLNAを加入させ、HΛL名義でavex traxからデビューする。
  • 2002年、浜崎あゆみの「Free & Easy」で第44回日本レコード大賞の編曲賞を獲得した。
  • 2003年2月、レコード会社からの公式的な発表は一切なかったものの、佐藤あつしとボーカルのHΛLNAが脱退し、同時にバンドユニットとしての活動休止状態に。佐藤はats-名義で編曲家として活動を開始し、tearbridge productionに所属。HΛLNAの脱退後の活動は現在も不明であり、芸能活動からの事実上の引退状態にあると思われる。引き続き梅崎は、これまでサポートギタリストであった清水武仁中野雄太を迎え入れて音楽プロデューサーユニットとして再編成し、浜崎あゆみ、玉置成実上戸彩タッキー&翼等の楽曲に携わるようになる。
  • 2004年以降は梅崎と清水で、HIGH and MIGHTY COLOR右手愛美等のアーティストのプロデューサーとしても活動を開始する。
  • 2005年、コナミから発売のレースゲームのエンスージア プロフェッショナル レーシングのオープニングを製作した。
  • 2006年、コナミの音楽ゲーム「BeatmaniaIIDX14 GOLD」にて「TЁЯRA」の楽曲「STARS☆☆☆」をリミックスした。
  • 2007年、映画『プライドinブルー』の劇中音楽を手掛けた。彼らにとっては初の劇伴担当である。
  • 2011年、ギタリストの秋元直也とボーカリストの津本里奈を迎え、「HΛL band」としてバンドユニットとしての活動を再開。

ディスコグラフィー

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シングル ※ボーカルHΛLNA在籍時

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発売日 タイトル c/w 規格 規格番号 最高位
1st 2000年10月25日 DECIDE amulet CD AVCD-30146 27位
2nd 2001年1月11日 Save Me Love prove CD AVCD-30164 19位
3rd 2001年3月28日 SPLIT UP Rosary CD AVCD-30200 20位
4th 2001年5月23日 ☆the starry sky☆ justice CD AVCD-30224 20位
5th 2002年4月17日 al di là Fake CD AVCD-30335 19位
6th 2002年6月19日 I'll be the one KOKORO ~inwardly~ CD AVCD-30354 17位
7th 2002年8月16日 ONE LOVE / A LONG JOURNEY - CD AVCD-30367 40位

オリジナル・アルバム ※ボーカルHΛLNA在籍時

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発売日 タイトル 規格 規格番号 最高位
1st 2001年8月29日 Violation of the rules CD AVCD-11945 8位
2nd 2002年8月28日 As long as you love me CD AVCD-17138 10位

ベスト・アルバム ※ボーカルHΛLNA在籍時

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発売日 タイトル 規格 規格番号 最高位
1st 2003年2月26日 SINGLES CD+DVD AVCD-17249/B 39位

映像作品 ※ボーカルHΛLNA在籍時

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発売日 タイトル 規格 規格番号
1st 2002年4月17日 Greatest HΛL Clips - chapter one - DVD AVBD-91094
2nd 2002年8月28日 ONE DVD AVBD-91108

その他作品

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発売日 タイトル 規格 規格番号 備考
- 1998年4月22日 熱沙の覇王ガンダーラ CD VIDL-30206 1曲目「Dear」
- 2007年11月7日 クラシカルトランス 聖夜 CD PCCR-00457

出演

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ライブ ※ボーカルHΛLNA在籍時

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日時 タイトル 会場
2000年12月31日 avex NEW CENTURY COUNT DOWN 2000/2001 in velfarre[7] ヴェルファーレ
2001年3月30日 oricon DD Presents Sound Collection by NTT Docomo 新宿Club complex Code
2001年8月18日 RUSH!!'01 東京ビッグサイト西駐車場特設ステージ
2001年8月25日 AOYAMA LAST SUMMER CONCERT メナード青山リゾート野外特設ステージ
2001年12月31日 avex J-POP 2001 Final LIVE[8] ヴェルファーレ[9]
2002年8月31日

2002年9月1日

a+nation avex SUMMER FESTA 2002 昼公演:ヴィーナスフォート(教会広場)

After Live:ヴィーナスフォート(パレットプラザ)

※メインステージのお台場野外特設会場での出演はなし

2002年9月14日 GO! GO! avex POP NIGHT in Panasonic Center Panasonic Center ARIAKE Studio Ast

TV番組 ※ボーカルHΛLNA在籍時

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放送日 番組名 備考
2001年1月22日 HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP フジテレビ 歌唱曲:Save Me[10]
2001年3月30日 AX MUSIC FACTORY 日本テレビ 歌唱曲:SPLIT UP
2001年4月6日 FUN 日本テレビ 歌唱曲:SPLIT UP
2001年4月8日 MUSIX! テレビ東京 歌唱曲:SPLIT UP
2001年4月23日 HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP フジテレビ 歌唱曲:SPLIT UP[11]
2001年8月16日 ライブ21 BS朝日
2001年8月28日 MelodiX テレビ東京
2001年8月28日 チノパン フジテレビ
2001年8月29日 AX MUSIC FACTORY 日本テレビ 歌唱曲:☆the starry sky☆
2002年9月2日 カヴァーしようよ テレビ東京 歌唱曲:ONE LOVE、オリビアを聴きながら(杏里の曲をカバー)[12]

ラジオ番組 ※ボーカルHΛLNA在籍時

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  • 「BODY WILD present HΛL WILD impression」2001年3月のみレギュラー(fmosaka、東京FM)
  • Bay-FM 2001年4月マンスリーDJ
  • 「HΛL TRANCE ROUNGE」2001年4月~2001年12月レギュラー(AIR-G')

主な提供楽曲

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主なリミックス作品

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脚注

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注釈

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  1. ^ 共同の代表取締役としてレコーディング・エンジニアの中村辰也、ボーカリストの佐藤美記子がいる。
  2. ^ 一部のCDなどのクレジットでは、下の名前のみ別名が使用されているものもあるが、誤植であるため便宜上「梅崎俊春」で統一する。
  3. ^ クレジットでは梅崎俊春名義
  4. ^ クレジットではToshiharu Umesaki, Atsushi Sato名義

出典

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  1. ^ 【インタビュー】「【XFLAG公式】リミックスコンテスト vol.2」の攻略ポイントは?”. BARKS (2019年4月12日). 2022年8月22日閲覧。
  2. ^ Adoの最新曲「夜のピエロ」が課題曲! 本日から「歌ってみた甲子園」募集開始”. BCN+R (2021年8月1日). 2022年8月22日閲覧。
  3. ^ 「もうひとつのワールドカップ」を追ったドキュメンタリーを上映”. 秋田経済新聞 (2007年8月18日). 2022年8月22日閲覧。
  4. ^ 【開催レポート】音楽プロデューサー・編曲家HΛLの映像を魅せる音楽術”. デジタルハリウッド大学【DHU】. 2022年8月22日閲覧。
  5. ^ 浜崎あゆみをはじめ、数多くのアーティストを手がけてきたHΛL 独占インタビュー”. ダイヤモンドブログオフィシャルブログ by ダイヤモンドブログ. 2022年8月22日閲覧。
  6. ^ デジタルハリウッド大学公開講座:『音楽プロデューサー・編曲家HΛLの映像を魅せる音楽術』”. PR TIMES (2015年7月1日). 2022年8月22日閲覧。
  7. ^ velfarre > monthly info > avex count down(ウェイバックマシン)
  8. ^ velfarre > monthly info > avex J-POP 2001 Final Live(ウェイバックマシン)
  9. ^ avex J-POP 2001 Final Live レポート(ウェイバックマシン)
  10. ^ HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP(ウェイバックマシン)
  11. ^ HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP(ウェイバックマシン)
  12. ^ カバーしようよ(ウェイバックマシン)
  13. ^ 経営者ボーカルユニット「King&President」が3月25日にキングレコード からメジャーデビュー。『社長やっちゃたよ』『論拠を示せ』の作詞兼プロデューサー八木秀明氏に独占インタビュー !”. エキサイトニュース (2020年4月1日). 2022年8月23日閲覧。
  14. ^ 紅林大空 ソロ活動をキンキ「フラワー」生みの親・HΛLがプロデュース 9日お披露目LIVE”. スポニチ Sponichi Annex (2018年11月7日). 2022年8月22日閲覧。
  15. ^ シンガーソングライターKEi 待望の3rd Single『ミライCool!!』を5月20日にリリース!”. PR TIMES (2020年5月20日). 2022年8月22日閲覧。
  16. ^ 本格音楽女子祭-其の弐-にアイドルが大集合!台風迫り来る中 ディファ有明にファンも大集合!”. GirlsNews (2014年10月18日). 2022年8月22日閲覧。
  17. ^ 今なおファンを惹きつける「BOYSTYLE」の楽曲。 初のベストアルバム発売!”. PR TIMES (2021年3月10日). 2022年8月22日閲覧。

外部リンク

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